プロジェクトスパイス

サービス効率の「表」と「裏」
2009.07.07
サービス価値生産のプロセスの考え方

数多くの健康サービス事業のサポートしてきて分かってきたことがある。
まだ、多くの日本企業はサービスに価値ウェイトを置いていない。
もちろん素晴らしい価値生産プロセスを持ち活躍している企業・サービスも
あるので全部とは言わない。でも総じてそう感じるのだ。

なぜ?サービスに価値ウェイトを置かないのか?

理由)
サービスプロセスをサービス事業設計の最後に付けたし的に考えることが
多いからではないだろうか!?

これはおそらくカルチャーなんだと思う。

例えば
新事業を開発するときに機能・性能の塊を論理的に想像し、ターゲット満足やベネフィット&経済効果はこれくらいある!という手順で考えるハード志向企業は、事業始めて最初にカウントしていなかった集客コストに苦しめられるケースが実はとても多い。

これもカルチャーだ。
見えていないプロセスに何が起こるのかに対するイマジネーションカルチャーがない。

簡単に言うとサービスで生産できる価値を明確に意識していなくてサービス
企画や設計をしているということなのだ。


サービスの価値は相手の習慣判断に左右されるデリケートさは否めない。


さて、このサービス特性に対してどうアプローチすべきなんだろうか?

「表」と「裏」というプロセス別での価値のあり方をじっくりと考えてみたらどうだろうか?

フィットネスクラブで効率的に扱われる会員はどう思うだろうか?

じっくり相談に乗ってくれるインストラクターやトレーナーがいて、いろんな提案もしてくれたら、、どうだろうか?

サービスの現場をデザインするとき全部を最初から効率化視点で考えていくとサービスそのものがコモディティ化してしまう。つまりサービスなのに既にハードですぐキャッチアップされる。

「表」顧客接点でのサービス

「裏」システムやバックヤード

最高の「表」を創ってから「裏」の効率化もしくは同時であっていい。

「表」の顧客接点では戦略的「非効率」も必要であることを最初から設計の幅として取り込んでおくのだ。

こんな考え方をすることでもっとポテンシャルを最大化できるサービス現場はいっぱいある!


七夕


■最近のカクテル読書(同時進行読書のこと)
・幕末遊撃隊 池波正太郎
・考え・書き・話す 3つの魔法  野口吉昭
・動的平衡 福岡伸一
・寝ながら学べる構造主義 内田樹


■7月のジョギング距離合計:0km(7/7現在)

自宅のそばにある「アジサイ」毎年綺麗に咲いてくれる。